2008-09-03
北京オリンピックの間に、中国にいました。興奮と感動の日々を過ごしました。日経ネットに原稿を頼まれたとき、なかなか書く時間はなかったが、ホテルで開会式の聖火リレー最終走者の「李寧」を思い出し彼が作り上げた「李寧(Lining)」ブランドのことを書きました。題して「北京で点火された中国のスポーツ市場、24年前の金メダリストの起業ストーリー」。08年9月3日の日経ネット「中国ビジネス最新事情」に掲載されました。文中の写真もオリンピック期間中に中国で撮影したものです。
「李寧」は北京五輪協賛企業にはなれなかったが、テレビ番組の協賛など北京五輪に積極的にかかわった。そのおかげで、北京五輪効果を最大限に生かしてナイキやアディダスに並んで中国ではトップ3のスポーツウェア企業になっています。若き時の李寧は、最後のオリンピック出場でメダルを取れず帰国後に世論のバッシングを受けたこともあったが、それにめげず起業の成功によって見事に再起した。李寧をみれば、日本のスポーツ用品企業も五輪協賛になれなかったことを理由に中国事業を後退させてはいけないと思うのだろう。
詳しくは日経ネットで→http://nikkei.hi-ho.ne.jp/china/ind/ind13_01.html