■◇□□□  ─────【チャイナ!チャイナ!チャイナ!】────────

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□□◇□■  CM-RC.comと徐向東の中国マシンガントーク2022年12月13日

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　　     超速報!!　中国のゼロコロナ政策緩和後の今現在

　～北京で感染急拡大!?　どうなる中国!!　来年のインバウンドは？～

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【簡単に振り返ると・・・】

今年2022年世界中でオミクロン感染拡大後、

明らかにコロナウイルスの毒性が著しく低下し、

重症率や死亡率が大きく下がっているような状況の下でも、

中国は、ゼロコロナ政策を固持し、さらに春以降の上海ロックダウンで、

約3か月間の最重要都市・上海の経済活動停止に踏み切り、そのため、

今年の中国の経済成長も大きく低下することが避けられなくなってしまった。

ついこの11月末までに、上海のような大都市全体のロックダウンがなかったものの、

厳しいPCR検査や部分的なロックダウンを繰り返され、

市民が100日以上に自宅から出られない地域も現れています。

つい最近ウルムチでマンション火災時に多数の死亡者が出る惨事まで発生した。

PCR検査や行動制限の長期化に対する若者や市民の我慢がついに限界を超え、かつ

北京などの地域においては、冬季到来に伴うオミクロン感染の急速拡大が避けられな

くなり、中国はついやむを得ず、中国全土でのゼロコロナ解消という

百八十度「政策大転換」を言い出してしまったわけです。

【まだ日本のニュースにはでてない今現在】

直後、北京とその周辺の都市部ではすでに市民の大部分に感染が拡大しています。

公式発表されている北京市の感染者数はかなり抑えられていますが、実態としては

おそらく市民の２～3割に及んでおりさらに毎日感染が拡大し続けている、という状況です。

香港の真上にある広州や深センなどの経済中心都市の感染拡大もすさまじいが、特に

いままで制限が一番厳しく、徐々に「ガラパゴス化」になった北京においては、

逆にいざ感染が広がると、高熱など症状の酷い感染者も目立って多いです。

来年1月22日は中国の春節。中国人にとって一番大事な家族団らんのシーズン。

すでに帰省などの民族大移動が始まっており、感染が中国全土に一気に広がり、

1月中旬、上海を含めて中国は感染のピークを迎えるのではないか、

ウイルスに詳しい海外の中国人の学者や専門家の多くがこのような意見を言い出しています。

さらに今後、大きな問題が予想されます。

まず、お年寄りのワクチン接種の大きく遅れによる問題です。

中国のワクチン接種率は9割とわりと高い水準だが、過去1年間余に中国はPCR検査に

没頭しているため、お年寄りの3回目以降のワクチン接種がかなり遅れています。

接種済のお年寄りも、前回のワクチン接種からすでに1年以上に経った者がほとんど

です。すでに北京などでは現実になっていますが、報道されない限り、

一般人がそれを肌で感じる「肌感覚」がまだ乏しく、

今のところではまだ大規模の怒りや恐怖心理には発展していませんが、

この急速な感染拡大は、新たな接種に間に合わないお年寄り、

そして基礎疾患のある人で死亡者数が急上昇する恐れがあります。

もう1つの問題は、中国産ワクチンの効果に関する問題です。

（中国が導入していない）ファイザーやモデルナなどのmRNAワクチンより

感染予防効果が低いではないかと言われています。

上述のように3回目ワクチン接種さえ済んでいませんので、

今現在の北京市内の状況のように、高熱など酷い症状を抱える

感染者が多くなり、今後1～2か月の間に中国全土の十数億人規模に影響が及ぶかもしれないということです。

このような問題によってこんなことも起こっています。

中国国内ではすでに風邪薬やビタミンサプリがほぼ根こそぎに買い占めされて店頭か

ら一気に消えています。さらには、免疫力アップに少しでも良さそうに思われる

果物の缶詰でさえ店頭からあっという間に買い占めされ消えています

このような買い占め風潮は香港、そして日本韓国などアジア周辺地域にも急速に拡大しているという状況です。

（写真：在日バイヤーが撮影した、ここ１～2日の間、日本のドラッグストアの店頭から風邪薬を買い占めされている中国人の姿）

【さらに、今後は何が起こる?】

インバウンド再開時期にどう影響するかということについては、

言い換えれば、在日中国人にとっては

「いつ、自由に中国に家族を会いにいけるか」ということでもあるので、

日本企業の皆様と同じくらい気にしていることです。

インバウンド再開、すなわち中国人の日本を含む海外旅行の自由化の最大ネックは、

中国に帰国する際に、空港からそのまま隔離するホテルに連れられて5日間に

隔離される「政策」の存在です。かつてそれが2週間に及ぶ時期もあったが、

10日間、1週間とどんどん短縮しましたが、いまでも空港に着いたら

すぐホテルに連れられて行き5日間の隔離はまだ強制されています。

現在の噂では、12月19日あたりに、この隔離期間が5日間から

まず２～３日間に短縮、さらに1月9日あたりにはこの隔離期間の

完全撤廃が中国政府によって公式発表されるのではないか、ということです。

この中国入国時の隔離期間の全面撤廃が発表されるのであれば事実上、

日本への旅行の自由化が実現されるわけです。

ただし、今中国での感染の急拡大は果たしてどのようになっていくのか？

例えば医療ひっ迫などの社会問題を巻き起こし中国国民の不平不満拡大につながり、

政府への不満が具体的な活動に変わり

かつ拡大するとなると、海外との自由の行き来の実現は間違いなく制限されます。

さらに、中国の感染状況がかなりひどくなった場合、日本政府は中国人の大量入国を

どこまで認めるかという心配もありますが、

もしゼロコロナ撤廃とその後の感染拡大が、ウイルスの毒性の弱さで、

来年1月のピーク時を経て徐々にソフトランディングしていくのであれば

来年春以降には間違いなく中国人の来日旅行が徐々に復活すると思います。

【準備は抜かりなく!】

先週金曜に私の幼馴染の一家3人が、ロサンゼルスから東京に旅行にきています。

（中国にすぐ帰国できないので今年冬はとりあえず日本で旅行すると言っています）

彼らを夜の銀座の街に連れてご馳走してあげたが、その際に、彼らから聞いたのは、

成田空港入国時に、目の前に中国国内からの大型団体客が並んで日本入国手続を進めているということです。

中国でゼロコロナ解消と言い出したやいなや、浙江省、江蘇省など上海周辺の経済先

進地域ではすぐに日本を訪問する大型の商談ツアーが始まり、中ではすでに

日本に来てからすでにかなりの金額の契約を済ませた団体もいると聞いています。

日本への飛行機は今チケットがかなり高額なので、こうした浙江省や江蘇省の

商談ツアーに参加する民間企業の経営者が一緒に中国の航空会社から

チャーター便を出してもらっているようです。

また、北京のような厳しい制限で「ガラパゴス」化された地域とは異なり、

春にすでに感染拡大を経験したこともあったせいか、

今現在、上海とその周辺の感染拡大がまだそれほどひどくないです。

そうなると、上海やその周辺地域から先に訪日が始まると予想できます。

この中国の感染急拡大を、「対岸の火事」として見るのではなく、

自社商品が買い占めされるのも、ただの「迷惑」として決めつけることなく、

中国の人々に善意を示し、中国人の健康などに寄与する日本商品をよりよく

知ってもらうチャンスとしてとらえて何か行動を起こしてもいいのではないでしょうか？

中国は広いです。全国民がまとまってからなんていうことはありません。

インバウンドに関しても、まず来られる人から来ますので準備は抜かりなく進めましょう。

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