2021-12-08
2021年12月8日(水)セミナー終了のご報告
2021年「ダブルイレブン」売上げランキング分析 ~これからどうなる中国人の消費?~
2021年12月8日には、2021年ダブルイレブンを総括するセミナーを開催しました。
Zoom開催なので、日本の各社から100人以上の参加がありました。
中国のダブルイレブンへの関心の高さが伺えます。
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11月11日に終了した中国で年間最大のネット通販セール「独身の日」。
ここ数年は、「取扱高が過去最高」とイケイケの強気のニュースが続いており、
今年も引き続き5,403億元に達したとアピールしたものの、実際はこれまでより
セールの期間を大幅に延ばしての結果だとのコメントもあります。
日本から見れば、政府からの「共同富裕」の掛け声は、最大手でさえも自粛傾向に
追い込んでいるように見え、「果たして今後の中国市場はどうなるのか?」との
先行き不安が目下の関心ごとと思われます。
先行きが不安視されるなか、化粧品などの売上げランキングを眺めると、
プレミアム・ブランドの方が逆に売上げを大きく伸ばしております。
一時期、脚光が浴びた中国の「国潮ブランド」のなか、
上位ランキングから姿が消えた予想外の展開もありました。
日本ブランドの中でも、二分化の傾向が強くなったように感じます。
この1年間、いったい中国人の消費傾向がどのように変容してきているのか。
このセミナーでは、ダブルイレブンの結果・傾向のご報告を通じて参加者とかなり熱くディスカッションいたしました。
次回のセミナーもぜひ奮ってご参加ください。