90年代の初め、1が4つ並んでいる11/11に合わせ、彼女、彼氏のいない学生たちはパーティーなどで盛り上がっていたとのこと。そこに目を付けた「アリハバ」のジャック・マー氏が2009年から始めた中国のECセールも今年で12回目。毎回規模・売上は拡大。コロナ禍だからか、過去最大となる25万以上のブランドが参加し、そのうち海外ブランドの参加が3万を越えました。

そして、今や「アリハバ」だけでなく、「JD.com」などの競合も参加し、期間も10日間程度と増え、8億人以上が購入しています。取扱高(当該ECサイトのプラットフォーム上の売上額)は、最大手の「アリハバ」で前年比26％増と過去最高で、4,982億元(約８兆円)を達成。さらに、2位の「JD.com」(京東集団)も合わせると、同63%増の7,697億元。日本円換算では約12兆円に達しました。

ちなみに、この12兆円というのがどのくらい大きいかというと・・・セブン&アイ・ホールディングスグループ、日本郵政、NTT東日本クラスの年間売上に相当し、日本企業の上位５指に入るくらいです。やはり中国はでかいですね。。。

日本の参加企業では、美顔器のヤーマンをはじめ、花王、資生堂の販売が輸入ブランドのベスト５に入り、輸入商品の国別の売り上げでは、日本はアメリカを超え、５年連続で1位をキープしています。

そして、今年特に注目しているのは、リアルタイムの映像配信で商品の販売をする「ライブコマース」が主戦場に加わったことです。ECでの影響力が大きいインフルエンサーをライバーとして起用するこのライブコマースは、今や中国のECサイトでは大人気です。今回、一部の日本企業も日本から中継するなどして、自社商品を販売しました。

今回のセミナーは、ダブルイレブンの各種売上げランキングからみた日本企業を含む各社の売れ行きや、新しい消費トレンドの変化、さらに中国のEC市場の拡大を牽引するこのライブコマースを含めてマーケティング施策の新しい傾向についても取り上げたいと思います。 

 【費用】 無料

【申し込み先】 info@cm-rc.com

会社名/部署名/氏名/電話番号/メールアドレスを記入して送ってください。受付後、参加用のURL等を御案内します。

※代理店の方につきましては、大変申し訳ませんが、応募をお控え頂けますようお願い申し上げます。