データから見る食の中国依存と共存共栄の課題

2008-02-23

いわゆる河北省の天洋食品が製造した餃子に殺虫剤混入問題がメディアで取り上げられた最初のころ、日経新聞08年2月1日報道記事にこのようなデータが掲載されていた。


貿易統計によると、2006年に中国から輸入した生鮮品や加工食品などの食料品は前年比9%増の約9300億円と1兆円に迫る。これが仕入れ値で市場価格は2兆円規模になる。

中国依存度の高さは冷食でさらに鮮明だ。06年の中国からの野菜や調理済み加工食品を合わせて1420億円。市場全体の15%を占め、10年で3倍増。

原料に中国製食材を利用する企業も多い。


センセーショナルな報道よりも、食品においても日中の共存共栄をどうすればいいかの議論をしてほしい。いろいろ問題があっても、日中はもう共存共栄以外の道はない。

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