2012-05-29
東日本大震災から1年、ようやく訪日旅行回復の兆しが見られるようになっています。本格的な訪日旅行者回復を見据え、日本という国の魅力を再発見し、世界に向けてどのように発信したらよいのでしょうか。本セミナーでは、東京および大阪に観光で訪れる中国人観光客の旅行ツアーへ実際に同行観察調査を行い、日本旅行の事前のプラニングから訪日旅行の交通、食事、観光など、旅行日程の動線を追った結果をご紹介します。加えて、日本旅行経験者へのグループインタビュー調査、中国人観光客案内のエキスパートである通訳案内士へのヒアリング結果をもとに、中国人観光客のニーズや課題を具体的に把握いたしました。
観光サービスやツアー動線のデザインなどの中国人観光客のインバウンド戦略のみならず、中国人へ訴求しうる商品や対人サービスのあり方、コミュニケーション方法について実践的な戦略を探るとともに、中国人に提供すべき価値や体験のデザインについて、共に考える機会を皆様に提供いたします。
【開催日時】
2012年5月29日(火) 14:00~17:40(受付13:30~)
【開催場所】
東京 秋葉原 UDXギャラリー
【参加費】
36,750円(税、調査レポート冊子込)/人
【募集人数】
150名
【申込締切】
2012年5月21日(月)
【プログラム】
第1部 「中国人観光客同行観察調査から見えた商品、対人サービスのニーズと課題」
大阪ガス行動観察研究所長
株式会社エルネット 技術顧問
松波 晴人(まつなみ・はるひと)
日本の産業界が中国マーケットに提供できる価値を知るため、中国人旅行客の日本での旅行に何日間も同行し、その行動をつぶさに観察した上でインタビューを実施した。その結果得られた膨大な気づきを一つ一つ整理して解釈した結果を報告する。中国人旅行客は日本に来て日本の何に価値を感じるのか、日本人と同じようにする行動とは何なのか、またどの行動や価値観が日本人と異なっているのか、について解説を行う。
第2部 「中国の巨大消費パワー取り込み成功法~インバウンドの視点・アウトバウンドの視点~」
株式会社中国市場戦略研究所 http://www.cm-rc.com/
上海CMRCグループ 代表
徐向東(じょ・こうとう)氏
中国人の観光や消費の実態、その行動原理や消費心理の深層に迫る。中国の最大の特徴は所得格差や地域格差である。 「とりあえず中国人の富裕層が来れば良い」、「とりあえず中国人の富裕層に売れれば良い」というような安易な発想では、対中国戦略は必ず失敗する。自分の顧客層を掴むためには、まず「どこのだれ?」に売れば良いかを明確にしなければならない。訪日の中国人観光客が今後ますます増える。中国に進出しなくても中国人に売る課題に直面する。具体的な失敗・成功例を交えながら、インバウンドとアウトバウンドの両方における、中国人の巨大消費パワーの囲い込み法を提案する。
【詳細】
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【お問合せ先】
株式会社エルネット
インタラクティブ・マーケティング事業部(セミナー事務局)
TEL: 06-6479-3130
EMAIL: im-seminar@lnet.co.jp
日付 | 講演テーマ | 時間 | 会場 |
2012.05.29(火) | 【インバンドセミナー】中国人観光客同行観察調査から見えたインサイト | 14:00~17:40 | 東京 秋葉原 UDXギャラリー |