2017-04-06
「爆買い」の後に、「中国人に売る」方法はどう変わるのか?
~~独自調査結果発表の5月連休後セミナー開催お知らせ
訪日する中国人の数が増え続けています。2016年は600万人も超え、今年1月だけでも65万人超と、今夏には月間単位70万人ひいては80万人になってもおかしくない。月間100万人中国人訪日も現実化しつつあります。しかし日本滞在中の一人当たりの買物額はかつての26万円から、16万円台、12万円台と下落の一方です。来日中国人の数は増えるが、「爆買い」は過去の言葉となりつつある、というのが今の状況です。
それと相まって、FIT(個人の自由旅行)での来日はついに全体の6割を超え、上海などの先進地域では訪日旅行の7割ひいては8割が個人旅行となり、中国人の訪日はすでに個人旅行やリピーターが中心になっているのです。このような中で、新しい傾向が見えてきています。たとえば、中国の越境ECが拡大しつつ、一部の日本の人気商品は、正規輸入しなくても、中国通販サイトの人気定番商品として売れ続けています。
また一部の日本の百貨店ブランドは、高価商品を求める中国人のおかげで、日本国内でも好調な売上が続いています。これからは果たして中国人の日本商品購入はどのように変わっていくのでしょうか?そして中国人は、日本商品をどこで買い、どこでその情報を手に入れているのでしょうか?
変化の激しい中国ですが、日本商品やその情報の入手ルートは今後どのように変わっていくのでしょうか?弊社が直近の3月末に北京、上海、広州で日本商品を購入した中国人をターゲットにアンケート調査を実施しました。この最新の調査結果に、最近の日本商品の中国でのヒット事例を交えて皆さんに報告したいと思っています。そして皆様とともに、これからの中国(人)市場にどのようにアプローチしていくべきか、についてもみんなで一緒に考えたいと思います。
いつもと同じスタイルですが、異なる業界の方が一同に侃々諤々とフランクに情報交換できればと思います。連休明けの週の5月10日(水)、11日(木)午後14時から約2時間、日本橋久松町の弊社(5F会議室)で開催します。皆様のお申込みをお待ちいたしております