されどうすれば、拡散率の高い微信を作れるのでしょうか? 一番肝心なのは、専門チームを作り、みんなが読みたい、 そして読んだ後に他の人にも転送したい内容を作ることです。 タイトルから挿絵や画像、そして内容、、、、、 すべてを練りに練った上で発信しなければいけません。 内容をきちんと制作しないで発信するならしないほうがましです。 なぜなら、陳腐でありきたりの情報ばかりアップしているうち、 フォロワーが読んでくれなくなり離れていくからです。 さらに、微信は一方的な情報配信だけでもだめです。 フォロワー、つまり読者との双方向的なコミュニケーションも しなければなりません。 これは簡単ではありません。 企業の微信が「微博」と最も異なる点は、IDが非公開で あることです。 IDが非公開であるとは、自社の微信フォロワーの ニックネームは見られても、問い合わせがなければ、その人と 1対1の「会話(チャット)」ができないことを意味します。 ならば、どうすれば自社のフォロワーと対話できるでしょうか? 答えは、グループチャットを使うことです。 微信運営チームメンバーの誰かが個人名義でグループチャットを 立ち上げ、フォロワーをグループチャットに誘えば、 フォロワーとの会話が実現できます。 そのグループチャットを活用して、双方向型のコミュニケーション ができるようになります。 また、メンバーの発言を通じて消費者のライフスタイルを 探ることもできます。 弊社はこうしたグループチャットを消費者調査の手法としても 活用しています。 スピーディーに消費者の本音を探ることができるので とても効率が良いです。 ■タイミングをきちんとはかって計って発信しよう! 微信の投稿、つまり情報更新時間もとても重要です。 昼休みの時間帯に読ませたい記事なら、できるだけ 12時に投稿すること。 早すぎても遅すぎてもダメです。 更新が早すぎると、その後に次々と更新される微信に 埋もれてしまい読まれなくなります。 逆に遅すぎると、昼休みが終わって仕事や授業が始まるため、 読まれなくなります。 退勤後の帰り道に読ませたい文章であれば、 15時や18時に投稿すること。 自宅や寝る前に読んでもらいたい情報なら、 22時前後にアップすべきです。 そして毎日の更新時間もなるべく変えず、 決まった時間に必ず更新することが重要です。 そうすると、条件反射のように、フォロワーが 毎日読んでくれるわけです。 企業の微信は一日一回しか更新できないだけに、 発信時間はとても重要です。 ■スマホ一台で、中国で多くのファンを作る 優れた微信を作ることができれば、 自然にフォロワーが集まり、リツイートされる回数も増え、 次第に拡散率が高まり、ファンを増やすことができます。 スマホ一台で、中国で爆発的にファンを作るのも 決して夢物語ではありません。 ただし発信内容の吟味、フォロワーとの交流、 更新時間の計り方、そして今回は紙幅の関係でまだ十分に 話せなかった色々な工夫が必要です。 中国は変化が速いので、 私たちもそのために日々研鑽しております。 中国では、今、微信は消費者に最も身近で手軽に情報を 伝える手段です。 中国人に売り込みたいなら、まず微信を立ち上げましょう。 ぜひお力になれればと思います。 いつでもお気軽にお問い合わせください。 (中国市場戦略研究所上海オフィス・王健) |